せどり・転売のおすすめ商材の情報は本当に儲かる商品なの?

ネットでは、ブログなどで転売のおすすめ商材について紹介してくれている人もいます。こういった商品を売れば、本当に儲かると思いますか?

実は、こういった商材は、儲からないんです。

「高く売れるもの」、「儲かる商品」を信じてはいけない

ブログなどで、「限定の〇〇が販売されました!」など、せどりや転売におすすめの商材を紹介されているのを見ると、「なるほど、こんな商品があるのか、早速仕入れよう!」と行動してはいけません。

こういったサイトやブログを運営している人が、どういう人だと思いますか?せどりや転売をしている人もいるかもしれませんが、基本的には「アフィリエイター」です。

アフィリエイターとは、アフィリエイトをしている人のこと。アフィリエイトとは、自分のブログなどに広告を掲載して、そのリンクから誰か商品を購入してくれたら、その代金の一部が自分に入ってくる、というシステムです。

つまり、こうしたブログに掲載されている商材をあなたが購入すると、そのブロガーの懐にいくらかのお金が入る、ということなのです! 世の中にはアフィリエイトだけで生計を立てている人もいるぐらいで、多くの人が商品を購入するほど、アフィリエイターは儲かる、ということになります。

アフィリエイトリンクがあるからその商品は儲からない、と一概には言えませんが、アフィリエイターである以上、「せどりや転売をしてあなたが儲かるか」というよりも、「せどりや転売をしている人に売ることで自分(アフィリエイター)が儲かるか」ということを基準に商材を紹介している可能性もあります。

アフィリエイター自身が「この商品は売れる」と判断していても、実際にその人がせどりや転売をするわけではないので、確実に売れるという保証はどこにもありません。

せどり・転売のおすすめ情報はみんなが見ている

ネットの情報をもとにせどりや転売をすることのリスクは、もう一つあります。せどりや転売に関するブログやサイトは多くの人がチェックしています。せどり・転売初心者の場合はどういう商材がいいのか分からない場合も多いですから、こうしたネットの情報を鵜呑みにしてしまうことも多いようです。

しかし、多くの人が目にする情報だということは、それだけ多くの人がその商材に群がる、ということでもあります。

つまり、すぐに品薄になって入手困難になったり、それだけならまだしも、多くの人がせどり・転売をしようとしたせいで値崩れが起こり、結局売れなかったり、利益が出ないような価格で売るしかなくなる、という場合もあるのです。

儲かるものは、自分のアンテナで見つける

せどりや転売をする商材を探すとき、大切なのは「自分自身のアンテナ」、「自分自身の根拠」を持つことです。

自分で近所の店に行き、安売りしている商品を手にとり、その場でネットで販売価格の推移などを確認した上で、「ここでは千円で売られているけれど、Amazonなら3千円でも売れそうだ!」と判断する。これが、自分自身のアンテナで商材を探し、自分自身の根拠を持って仕入れをする、ということです。

そのためには、ただせどりや転売情報を教えてくれる人の情報を鵜呑みにするのではなく、自分でさまざまな情報を集め、その情報の良し悪しを自分自身で判断していくスキルを身に付けなければならない、ということです。

情報に振り回されなければせどり・転売で儲かる商品がみつかる

せどりや転売情報を流しているブログなどが、一概に悪いというわけではありません。中には本当に有益な情報もあるかもしれませんし、参考程度に見る分には問題ありません。

ただし、いきなりその情報に飛びつかないこと。

せどりや転売で失敗したくないなら、できれば「ここに掲載される商材は扱わないでおこう」と思うぐらいでちょうどいいかもしれません。誰もが「売れる!」と思う商材では、一気に需要と供給のバランスが崩れ、価格が暴落してしまうでしょう。

どこから情報を仕入れるか、ということが問題なのではありません。大切なのは、さまざまな情報を自分自身のアタマで整理し、自分なりの根拠を持って、せどりや転売することです。くれぐれも、ネットの情報に踊らされないようにしましょう。

今週、2日に1回のペースで焼き肉ですが、米を食べなかったら-500gでした。
橋本 宏樹




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執筆者:橋本 宏樹 (株式会社エクスペリエンス.jp)
橋本 宏樹

務めていた会社の倒産や、中途採用での激減した給料での生活を変えるために、2005年からせどりを独学でスタートし、中途で入社した会社を退職後、せどりで法人化。
現在は、新品・中古、ジャンル問わずの国内どりや中国にも事務所を開設し、中国・バンコクなどアジアを中心とした輸入事業、さらにアメリカや中国への輸出事業を展開している。

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