せどりや転売のビジネスをするために、必ず持っておきたいのはクレジットカードです。では、どうしてクレジットカードが必要になるのかを解説しましょう。
クレジットカードなら支払いを先送りできる
クレジットカードで決済すると、その場で現金を持って行かれることがありません。翌月以降に請求が来ますよね。
仕入れ時にクレジットカード決済を利用した場合、
・カード決済で仕入れる(現金は減らない)
・出品して販売する
・せどりや転売で得たお金が入金される
・クレジットカードの支払
という流れになります。つまり、手元に持っている現金が少なくてもたくさんの商品を仕入れることができ、売ってしまってからお金を払えばいいので、余力ができるのです。これが、仕入れにクレジットカードを使うメリットです。
締日をずらしてさらに余裕をもたせる
ただ、仕入れた商品をすぐに売り切れるわけではありません。売れるまでに時間がかかることもありますから、クレジットカードの支払い日もちょっとでも遅くなるとありがたいですよね。
そこでおすすめなのが、締日の違う2枚のクレジットカードを使うことです。
たとえば、ANAカードと楽天カードの例をご覧ください。
・ANAカード
16日~翌15日までの利用金額を、翌々月10日に請求
・楽天カード
1日~末日までの利用金額を、翌月27日に請求
1~15日までは、楽天カードで支払う。⇒楽天カードの支払は翌月27日
16~末日までは、ANAカードで支払う。⇒ANAカードの支払は翌々月10日
このように時期によって使うカードを変えれば、請求日までを確実に1か月以上空けることができ、回転が遅くなったとしても支払いに余裕が持てます。
もちろん、ポイントでお得
クレジットカードを使う魅力と言えば、そう、ポイントです!
仕入れにクレジットカードを使えばポイントもよく貯まるので、得します。
たとえば、上記に挙げたANAカードなら、マイルが貯まります。楽天カードは、楽天関連サービスで支払いにつかうことができます。
これで、ANAのマイルで飛行機に乗り、楽天トラベルで予約したホテルに泊まれば、タダで旅行を楽しむこともできますよ。あなたも旅行好きなら、ぜひ試してください。
ちなみに、所持するカードは、締日さえずらせていれば、他のどんなカードでもOKです。旅行好きの人ならANAと楽天はおすすめですが、他にも自分の趣味や生活スタイルに合わせて、クレジットカードを選ぶといいでしょう。
せどりや転売にクレジットカードを使う注意点
クレジットカードの申し込みには審査があるので、学生やニートの場合は難しいですね。そんな場合、代用できそうなものと言えばデビットカードです。デビットカードとは、銀行口座の残高からダイレクトに、引落で支払いができるというもの。
つまり、現金自体はその場で減ってしまいますが、ポイントは付きますし、また、大金を持ち歩かなくても買い物ができるという魅力はあります。
クレジットカードを使う場合には、入金・出金のタイムラグに気を付けてください。仕入れの支払をしないまま商品代金が入金されてくると、一時的に口座には大金が入った状態になります。しかし、これはあくまでも「月商」であって、「月収」ではありません。
この後にクレジットカードの支払が待っていますので、いくら支払うのかを計算した上で、引き出すようにしてください。もし、クレジットカードの引き落としができなければ、最悪の場合カードを止められてしまうこともあります。
また、利用する販路の、それぞれの入金日や入金先も把握しておきましょう。Amazonなら2週間おきの入金ですし、ヤフオクの場合は落札者の希望に合わせて複数の銀行に入金が分散されてしまうこともあります。
入金先が分散してしまう場合は、月に一度は一つの口座に現金を集約させて、クレジットカードの支払ができるようにしておくのを忘れないでください。
クレジットカードを使うと余裕を持って仕入れができたりポイントがつくといった利点もありますが、支払いまでのタイムラグがあるので管理がややこしくなることもあります。
うっかりプライベートなことにお金を使ってしまうと支払いに困ることにもなりかねませんので、十分に注意してくださいね。
1番良い方法としては、給料等プライベートの口座とせどりや転売ビジネスで使用する口座とを分けることです。その口座に、クレジットカードの決済が掛かるように設定し、入金や分散した場合の統合に当てれば、口座の残高が利益として見て分かるので便利です。
昨日から、家族と嫁の両親と嫁の妹の家族の合計10人で長崎に遊びに来てます。
ANAのマイルで来ましたが、18万マイル使いました(笑)タダなのでOK!!
橋本 宏樹
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