せどり・転売の仕入れかたと、豆知識

せどりや転売には、いろいろな仕入れ方法や稼ぎ方があります。いきなりすべてを網羅することはできませんし、実際にやってみて自分が楽しんでできるジャンルを追求していく、というので問題ありません。

ここでは、知っておくとせどりや転売に役立つさまざまな仕入れ方や豆知識を紹介していきます。

Amazonなら予約販売ができる

Amazonでは、最大365日以内の販売日まで設定できるようになっています。(オモチャ・ホビーは最大730日)まだ販売されていない商品でも、予約販売で出品することができるんです。

これなら、商品が手元になくても購入者を確定させることができますから、在庫を抱えておくリスクを減らすことができます。

たとえば、CDやDVDであればAmazonで予約販売をスタートさせておき、あとは自分でタワレコやHMVなどを回って予約していけばOKです。また、TSUTAYAアプリなどでは各店舗ごとの在庫数を確認できるので、在庫を確認した上で効率よく商品を確保することも可能ですよ。

その店の店長さんと仲良くなっておけば、融通を利かせてくれて一店舗で大量仕入れできることもあります。

ちなみに、予約販売の場合はAmazonのFBAは使えません。自己発送になるので、どれぐらい商品をさばけるのかも考えながら販売数を決めるようにしましょう。

フリマを活用して仕入れ&在庫処分

仕入れ先としては、フリーマーケットという手もあります。フリマでは、安いモノもたくさん売っていますし、珍しいモノが見つかることもあります。

フリマの魅力は、個人間の取引であるため、価格交渉がしやすいところです。「これとそれを両方買うんでセットで〇〇円にしてください」など、交渉が得意な人は腕の見せ所です。交渉に自信がなくても、多少の値引きなら簡単に応じてもらうことができるので、ぜひフリマに出かけてみてください。

フリマは、不要な在庫を処分するのにも最適な方法です。特に確定申告となると、在庫として抱えているモノに関しては経費にもならず邪魔になってしまうので、売れずに残っているものを年末にフリマで売りさばいてしまうというのでもいいでしょう。

そして、今ではそのフリマがアプリ化されて、メルカリとして若者を中心に大人気になってます。リアルなフリマに足を運べなくても、メルカリ等を使って仕入れをすることは十分に可能ですし、ユーザーに素人さんが多いので、Amazon等で販売するだけで利益が取れる商品が、ゴロゴロしてます。

せどりや転売の仕入れで知っておきたい事柄

リストを作って鉄板商品の分母を増やす

いろんな商品を販売していく中で、「これは継続して繰り返し売りやすい」と気づくものもあると思います。また、自分が好きなジャンルの商品であれば、「これはいつ売りやすい」とか「いつなら安く仕入れられる」といった情報も敏感にキャッチできるでしょう。

自分が販売した商品の中で特に売りやすく利益が出やすい鉄板商品は、リスト化し、画像を何度も見るなどして覚えてしまうのもおすすめです。

せどりや転売をしていると、どうしても売れない商品が出てきて不要在庫を抱えてしまうリスクがあります。しかし、鉄板商品をたくさん知っていれば、その商品で不要在庫の損失もカバーできるようになります。

高く売れる技術を持つ

モノレートやプライスチェック、オークファンといったサイトを使って商品の販売価格や需要と供給のバランスをチェックするのも、慣れれば簡単にできるようになります。

また、Amazonやヤフオクなど、せどりや転売に使うサイトでの評価も重要です。同じ商品が同じ価格で出品されていたら、やはり評価の高い人から買いたいですよね。悪い評価が付けられないように気を配り、高い評価を積み上げていけばそれだけ商品を高く売りやすくなっていきます。

コンディションを見きわめて販売する

たとえば、Amazonなら中古商品は「ほぼ新品」、「非常に良い」、「良い」、「可」という評価をつけて出品しますよね。

中には、「ほぼ新品」と書いても問題なさそうな商品が「良い」で売られているようなこともあります。そういう商品を刈り取って、今度は自分がAmazonで出品し、その際にコンディションを「ほぼ新品」にしておくことで、高く売りやすくなります。

仕入れはいろんな方法を試してみよう

せどりや転売は、Amazonで買ってAmazonで売る、ということもできますし、ヤフオクで買ってAmazonで売る、ということもできます。

また、実店舗で買ってAmazonで売るということもできれば、フリマのように「実店舗で買ってリアルで売る」という方法だってあります。

仕入れ先としても、ネット通販から実店舗、フリマ・フリマアプリまで実にさまざまな方法がありますから、いろんな方法で仕入れをしてみて、自分が売りやすいジャンルなり仕入れ先を見つけて行きましょう。

またまた、大阪に来てますが、断粉物で頑張ります(*´∀`)
橋本 宏樹




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執筆者:橋本 宏樹 (株式会社エクスペリエンス.jp)
橋本 宏樹

務めていた会社の倒産や、中途採用での激減した給料での生活を変えるために、2005年からせどりを独学でスタートし、中途で入社した会社を退職後、せどりで法人化。
現在は、新品・中古、ジャンル問わずの国内どりや中国にも事務所を開設し、中国・バンコクなどアジアを中心とした輸入事業、さらにアメリカや中国への輸出事業を展開している。

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